簡単に出来る高血圧対策

横隔膜エルニアの症状と貧血や高血圧への影響について

横隔膜エルニアは横隔膜と呼ばれる、肺と胃や大腸などの臓器を仕切っている膜に穴が開いてそこから臓器が肺側に入り込み、肺を圧迫して呼吸機能が低下する病気です。軽度であれば多少息苦しい、激しい運動ができないなどの症状がみられる程度ですが、重度になると呼吸困難で死に至る危険性もある厄介な病気でもあります。
横隔膜エルニアには先天性と後天性があります。先天性は生まれつき穴が開いている状態ではありますが成長過程で徐々に穴が開いてくることが多く、成長するにつれ症状が重篤になる危険性があります。
後天性は事故などの衝撃で横隔膜に穴があくことで横隔膜エルニアになる状態で、急激に症状が起きることが特徴です。いずれにせよ、肺の機能に大きな影響を与える病気であり、その治療も難しい病気であることには変わりません。
一般的には横隔膜に穴が開いていてもそのすべての人が呼吸困難などの症状を示すというものではなく、約半数の人は問題なく日常生活を送れているとも言われます。しかし高齢になってから咳き込んだ拍子に発症したりする例もあるため、注意が必要な病気です。
この病気は高血圧症や貧血とも大きく関連しています。横隔膜エルニアの影響で肺の機能が低下し酸素が取り込めなくなると酸素の血中濃度が低下し、貧血を起こしやすい状態となります。また、酸素の血中濃度が低下すると心臓はより多くの酸素を血液より取り込むためにその心拍数を上げたり圧力を上げたりしてより多くの酸素を血液から取り込もうとするため、結果として高血圧の症状が現れる、ということに繋がります。
これは人間の体の動作として自然なことですが、高血圧や貧血は健康のためには良くないばかりでなく、肺にもさらに負担がかかる状態になるため、高血圧や貧血の症状が現れたら早急に治療を行うことが必要です。